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2. 利用方法

2.1. TSUBAMEでの使用方法

2.1.1. インタラクティブ実行

ログイン方法を参考にログインノードにログイ ン後、インタラクティブノードを利用したX転送を 参考にノードをX転送付きで確保して下さい。
以下以降の例では、全て計算ノードにログインした状態で行います。
X転送にはGL対応のXサーバーをご使用ください。

コマンド実行例
下記は、2時間接続で、インタラクティブノードとしてr0i0n0が割り当てられた場合の例です。
コマンド実行時に空いているノードがランダムに割り当てられます。特定のノードを指定することはできません。

#qrshの実行
$ qrsh -g [TSUBAMEグループ] -l s_core=1 -l h_rt=2:00:00
Thu Sep 21 08:17:19 JST 2017
r0i0n0:~>

r0i0n0:~> module load ansys/R18.2
#以下はANSYS Workbenchの起動例
r0i0n0:~> runwb2

2.1.2. ANSYS Workbenchの起動

ANSYSのほぼ全てのソフトウェアはANSYS Workbenchに統合されており、ANSYS Workbench上でモデリング、メッシュ生成、解析、評価などの一連の操作をGUIで行うことが可能です。 ANSYS Workbench を起動する場合は、moduleコマンドでANSYSのmoduleをロードしたうえで、以下のコマンドを実行します。

$ runwb2

終了する場合は[File]-[Exit]をクリックします。
ANSYS Workbenchのコマンドの詳細は、ANSYS Workbench Helpの「Command Line Execution of ANSYS Workbench」をご覧ください。

2.1.3. バッチジョブスケジューラーへのジョブ投入

ジョブの投入方法については、「TSUBAME3.0 利用の手引き」をご参照ください。
下記がバッチジョブスクリプトの例です。Fluentを例に挙げています。
その他のプログラムで解析を行いたい場合は、最終行のコマンドを使用したいプログラムの実行コマンドに置き換えてください。
詳細は各章の「バッチジョブスケジューラーへのジョブ投入」をご参照ください。

ジョブスクリプトの例(sample.sh)
#!/bin/bash
#$ -cwd
#$ -l f_node=2
#$ -l h_rt=0:30:0

#moduleのロード(ANSYS18.2の場合)
. /etc/profile.d/modules.sh
module load ansys/R18.2

#作業ディレクトリの指定
export base_dir=$HOME/work

cd ${base_dir}

#ANSYSプログラムの実行(下記はFluentの例)
fluent -g 3ddp -mpi=intel -cnf=${PE_HOSTFILE} -i sample.jou

以下のコマンドでジョブを投入します。

$ qsub -g [TSUBAMEグループ] sample.sh

2.2. Windowsでの使用方法

WindowsにインストールしたANSYS Workbenchは以下のように起動します。

例:Windows 7にインストールしたANSYS Workbench 182を起動する場合
[スタート] - [すべてのプログラム] - [ANSYS 18.2] - [Workbench 18.2]

例:Windows10にインストールしたANSYS18.2を起動する場合
[スタート] - [ANSYS 18.2] - [Workbench 18.2]

ANSYSのインストールに関しましては、ソフトウェア学内配布サービスを参考に申請を行って下さい。

2.3. ライセンス利用状況の確認

以下のコマンドにより確認を行います。

電磁界解析以外(Mechanical/CFD)のライセンス利用状況の確認コマンド

$ lmutil lmstat -S ansyslmd -c 27001@lice0:27001@remote:27001@t3ldap1

電磁界解析のライセンス利用状況の確認コマンド

$ lmutil lmstat -S ansoftd -c 27001@lice0:27001@remote:27001@t3ldap1

尚、ライセンスの公平な利用のため、下記の制限を適用しております。
https://www.t3.gsic.titech.ac.jp/node/152